カルティエより「カルティエ プリヴェ」の新作として「プリヴェ トーチュ」が発表された。2針モデルとクロノグラフモデルがラインナップし、それぞれにケース素材違いのバリエーションが用意されている。いずれも手巻きムーブメントを搭載し、数量限定で販売される。
毎年、カルティエ時計スーパーコピーの伝説的なモデルを復刻する「カルティエ プリヴェ」。その8作目に選ばれたのが、1912年に亀の甲羅に着想を得て誕生した「トーチュ」である。バリエーションは、シンプルな2針モデルが3種類と、クロノグラフモデルが2種類の合計5種類であり、全て数量限定で販売される。
2針モデルのうちひとつは、18Kイエローゴールドケースにグレイン仕上げとゴールド仕上げを施したダイアルを組み合わせたモデルだ。リュウズトップにはサファイアのカボションがセットされ、セミマットブルーのアリゲーターストラップが統一感を生む。残りのふたつは、プラチナケースとシルバーオパーリンダイアルを採用し、そのうちひとつのケースとバックル、リュウズトップには、ブリリアントカットダイヤモンドが敷き詰められている。ストラップは、ボルドーレッドのアリゲーター製。2針モデルはいずれも、薄型手巻きムーブメントのCal.430 MCを搭載する。
クロノグラフモデルには、18Kイエローゴールドケースモデルとプラチナケースモデルが用意されている。3時位置と9時位置にインダイアルを配しており、クロノグラフの操作は、リュウズと同軸のプッシュボタンによって行う。本作のモノプッシャークロノグラフの機構を制御しているのは、手巻きムーブメントのCal.1928 MCだ。裏蓋はシースルーになっており、その精緻な仕上げと動きを存分に鑑賞することが可能。非ラウンド型ケースとしては珍しく、ケースにみっちりとムーブメントが詰まっている様子は、愛好家を喜ばせるに違いない。