クラシックフュージョンはシンプルな“3針モデル”が基本で、ビッグバンはストップウォッチ機能のある“クロノグラフモデル”が基本です。 もちろん、クラシックフュージョンにもクロノグラフモデルが存在し、ビッグバンにも3針モデルが存在します。 しかしそれらは、“派生モデル”という扱いでベーシックではありません。
腕時計がクロノグラフになる際には、どうしてもメカニズムを組み込むために厚みのあるデザインとなります。また、文字盤内も複数の針を備えることになります。そのため、シンプルな3針モデルより、クロノグラフモデルは迫力のある見た目になります。
また、ビッグバンは素材を融合するコンセプトで作られています。そのため、「セラミック+ステンレス+ケブラー+チタン」など、基本的には複数の素材で作られるのです。そのため、時計の外観にも複数の色が配色されることになり、インパクトのある見た目になります。
つまり、ビッグバンは、どうしても“迫力”と“インパクト”が伴う時計なのです。
そして同時に、次のことも言えます。
「ビッグバンが似合う人 = ビッグバンの“迫力”と“インパクト”に負けない人」
これを理解すると、ビッグバンが芸能人やスポーツ選手に人気な理由もわかります。芸能人やスポーツ選手は、抜群のスタイルと個性をもっている人が多く、ビッグバンの個性に負けないのです。彼らがもつ個性とビッグバンの個性はバランスが良く、傍から見ても「かっこいい!!」と思うことでしょう。しかし、「多くの方に似合う時計か?」と考えると疑問を感じます。
やはり私は、「ビッグバンが似合う方は限定的」だと思います。そして、これがビッグバンの欠点だと感じます。もちろん、この投稿をご覧いただいている方の中に、ビッグバンを愛用する方がいらっしゃるかもしれません。そんな皆さんはきっと、ビッグバンの個性に負けない“特別な個性”を持つ方なのです。https://www.koukyuutokeikopi.com/bigbang_kopi84/