ジャガー・ルクルトは、ブラックダイアルにピンクゴールドケースを組み合わせた「マスター・コントロール・クロノグラフ・カレンダー」を発表した。20世紀中頃のカラー文字盤を備えた時計を、現代的なスタイルで再解釈している。
ジャガー・ルクルトの「マスター・コントロール」コレクションに、ブラックダイアルを備えたピンクゴールドケースの「マスター・コントロール・クロノグラフ・カレンダー」が加わった。
文字盤は心拍数を測定するためのパルスメーター目盛が刻まれたフランジで囲まれ、その目盛りは伝統的なレッドカラーだ。ブラックダイアルとダイナミックなコントラストを成すレッドは、3つのサブダイアルや曜日や月の表示窓にも使用され、視認性を向上させている。
マスター・コントロール コレクションは、タイムレスなスタイル、機械的な洗練さ、そして時計製造において最も象徴的かつ実用的な複雑機構の斬新な解釈によって、発表以来30年にわたり、モダンクラシックであり続けている。
マスター・コントロール、という名称は、ジャガールクルト スーパーコピーの1000時間コントロール認証が由来だ。ムーブメントだけでなく、ケーシング後の時計全体も対象に厳格なテストを実施した初めてのウォッチコレクションで、それ以来このテストはジャガー・ルクルトのすべてのタイムピースの基準となっている。
マスター・コントロール・クロノグラフ・カレンダーでは、20世紀中頃のカラー文字盤が持つヴィンテージの魅力を大胆な現代的スタイルで再解釈しており、当時の文字盤を想起させる。ケースのモダンでシンプルなラインに囲まれた洗練された多様なディテールが、クロノグラフやカレンダー表示を引き立てる。
コンプリートカレンダーとバイコンパックスクロノグラフの表示は、バランスがとれたタイムレスなレイアウトだ。そのため、時刻を直感的に読み取ることができる。3時位置の30分積算カウンターと9時位置のスモールセコンドが均衡を保ち、ダイアル上部にある曜日と月の表示窓とのバランスを考慮して、円形のムーンフェイズ表示および日付表示は6時位置に配置されている。
きめ細かく精緻な“アジュラージュ”仕上げを施した3つのサブダイアルと、ムーンフェイズ表示の深みのある青が、サンレイブラッシュ仕上げの文字盤の鮮やかなブラックと複雑で見事なコントラストを成し、着用者の手首の動きによって様々な表情を見せてくれる。ドーフィン針の温かみのあるピンクゴールドのトーンと台形のインデックスのコントラストが視認性をさらに高める。
自動巻きムーブメント Cal.759
本作に搭載されているのは、自動巻きムーブメントのCal.759だ。約65時間のパワーリザーブを備えるこの一体型クロノグラフ ムーブメントは、垂直クラッチを採用したコラムホイールクロノグラフ機構を搭載し、ムーンフェイズ表示を備えたトリプルカレンダーが組み込まれている。
サファイアクリスタルのケースバック越しに、コート・ド・ジュネーブ、ブルースクリュー、「JL」のモチーフをあしらったジャガー・ルクルトを代表するオープンワークのゴールド製ローターなど、繊細な仕上げを眺めることが可能だ。ジャガー・ルクルトのすべてのキャリバーと同様に、このムーブメントも、スイスのジュウ渓谷にあるマニュファクチュール内ですべての設計、製造、仕上げ、組み立てが行われている。