ヴァシュロン・コンスタンタンより、新作となる「レ・キャビノティエ - レシ・ドゥ・ヴォヤージュ(旅の見聞録)-」シリーズが発表された。旅をテーマとして、同社に縁のある世界各地をモチーフとしたモデルがラインナップする。すべてがユニークピースだ。
ヴァシュロン・コンスタンタンより、「レ・キャビノティエ - レシ・ドゥ・ヴォヤージュ(旅の見聞録)-」シリーズが発表された。ブランドの価値に根付いた概念である“旅”にスポットを当て、芸術と時計製造技術を融合させたラインナップを構築している。すべてユニークピースである。
「レ・キャビノティエ - メモラブル プレイセズ(忘れがたい場所)-」は、全4種類のバリエーションで展開される。ダイアルにはイエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドの3種類のゴールドを用いた彫金によって、アジアの歴史的な遺跡を表現している。題材となったのは、「トゥール・ド・リル」、「アンコール・トムの南大門」、「清朝の旧円明園」、「北京の孔子廟と王朝の国子監への門」。ジュネーブ・シールを獲得した薄型自動巻きムーブメント、Cal.1120を搭載する。
「レ・キャビノティエ・アーミラリ・トゥールビヨン - アールデコ様式への賛辞 -」は、ダイアルの3時側半分に時分をレトログラードで表示し、9時側半分に2軸トゥールビヨンを配したコンプリケーションウォッチだ。ケースサイドやムーブメントのブリッジには職人の手作業によって、20世紀初頭にアメリカを中心に流行した、アールデコからインスピレーションを受けた彫金が施されている。
「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター・トゥールビヨン - アラベスク様式への賛辞 -」と「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター・トゥールビヨン - アールデコ様式への賛辞 -」は、ミニッツリピーターとトゥールビヨンを搭載したモデルだ。そのダイアルには、彫金や木工のマルケトリー、シャンルベ・エナメルなどの技法が用いられている。ゴールド製ケースには彫金が施され、豪奢なダイアルの周囲を飾る。
「レ・キャビノティエ・マルタ・トゥールビヨン - オスマン様式への賛辞 -」は「マルタ」コレクションの優雅なケースフォルムを踏襲しつつ、スケルトン仕様のダイアルとムーブメントを採用したモデルだ。ヴァシュロン・コンスタンタン コピー6時位置にはマルタ十字を模ったトゥールビヨン、2時位置にポインターデイト、10時位置にパワーリザーブが配されている。ケースとムーブメントには彫金が施されている。
「レ・キャビノティエ・グリザイユ・ハイジュエリー - ドラゴン -」は、グリザイユ技法を用いて、グリーンエナメルのドラゴンをダイアル上にあしらったモデルだ。直径40mmの18Kホワイトゴールド製ケースには、合計7.1カラットのバゲットカットダイヤモンドがセットされている。ムーブメントは、薄型自動巻きのCal.1120を採用する。